しかし、XFree86 3.3.6ではサポートされていない。試しにG400として起動して みるが、「Out of Range」と言われて立ち上がらない。そこで FreeBSD4.2のportsから XFree4.0.1をインストールし、MatroxのftpサイトからLinux用のドライバ モジュール をgetしてくる。XFree86 4.xからは、ドライバ モジュールは CPU アーキテクチャが 同じなら OS に関係なく共通に使える。しかしβ03ドライバでは駄目だった。Xが 立ち上がらないだけじゃなくて、コンソールに戻ってくるはずのところでディスプレイ に信号が行かない。実は後で分かったことだが、Dual Headのもう一方の 端子に 出力が切り替わっていた。
そうこうするうちにβ04ドライバが出ていた。これを試してみたら、VGA(640x480)
モードではあるが、あっさりX window systemが立ち上がった。その後、加筆修正を
行って1280x1024x24depthで表示できるようになった/etc/X11/XF86Config-4 ファイルはこれ。
ちなみにウチのテスト環境は、PentiumMMX233MHzにMVP3だ。これで
Xmark = 27.3246出ている。
ちなみにドライバ モジュールが置いてあるMatroxのftpサイトは、ftp.matrox.com/pub/mga/archive/linux/2001/ 。これをXFree86 4.xをインストールした後、readmeに従ってmga_drv.oを入れればOK。
ディスプレイが1台しかないので、dual headでの動作確認はまだ。
(2001/02/04)dual headでの動作確認OK!fvwm2で使っているが、2台目のディスプレイ で開いた窓で echo $DISPLAY とやると、":0.1"と出る。
(2001/07/22)XFree86 4.1.0に移行。Matroxからドライバを取って来なくても 使える!XFree86の入手はUNIX USER誌8月号から、コンパイルは時間が掛かりそう なので、バイナリをそのまま展開。でも日本語(non English)フォントは別途 入れる必要があるようだ。DRI(Windowsで言うところのDirect-Xみたいなもの?) が進化しているらしい。とりあえず、fxtvで遊んで「見た」。
XFree86 4.1.0なら始めからG450に対応しているので、Matroxからドライバを getしてこなくてもXF86Config-4ファイルさえ用意すれば使えます。