中村和志のM741LMRTベアボーンキットとFreeBSDのページ


M741LMRTは、Slot1/Socket370のマザーボードと、CD-ROMドライブ、FDD、 ケース、電源、NIC、音源、キーボード、マウス等がセットになって3万円を 切っている超低価格のベアボーンキットだ。こうなってくるとOSの価格が 無視できない。是非 FreeBSDで安くあげよう。ちなみに購入は神戸のパソコンショップ ラビットだ。

CD-ROM bootを有効にしてFreeBSD4.0のCDをセットすると、すんなりインストーラが 起動した。GENERIC kernelのままでもNIC( Davicom DM9102)を認識した。

dc0: <Davicom DM9102 10/100BaseTX> port 0xde00-0xde7f mem 0xefffbf80-0xefffbfff irq 3 at device 11.0 on pci0
dc0: Ethernet address: 00:d0:09:34:fa:d0
miibus0: <MII bus> on dc0
amphy0: <Am79C873 10/100 media interface> on miibus0
amphy0:  10baseT, 10baseT-FDX, 100baseTX, 100baseTX-FDX, auto

問題はX window systemである。グラフィックチップがSiS530/620なのであるが、 こいつは表示用メモリをメインメモリと共用する作りになっていて、そのせいか XF86_VGA16が立ち上がらない。当然XF86Setupも使えないので、懐かしい xf86configを使ってXF86Configファイルを作ることになる。
#ということがREADME.SiSに書いてある。

しかし、これでも 800x600以下でしか表示できないので、直接XF86Configファイルをいぢる。 試行錯誤の末、1152x864x24bppで表示できるようになった XF86Configはこれ

shutdown -p で電源を自動的に切るには、QandA274を参考に するとよい。 音源の認識にはまだ成功していない。うまくいった人がいたら下記のメールアドレス まで教えて欲しい。
(2000/12/20)OpenBSD2.8のGENERIC kernelで認識した。FreeBSDにもfeed back してsend-prしなきゃ。


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